パピーのお散歩デビュー!4つのステップを覚えよう
犬のお世話といえば散歩!だと思う人も多いのではないでしょうか。
お散歩はわんこにとってとても大事。
本記事を読んで、お散歩の必要性や初めてのお散歩方法について学んでいきましょう!
目次
満足なお散歩はわんこへのメリットがいっぱい
お散歩はただ体力をつけるだけでなく、ストレス発散やわんこが様々な環境に慣れるためにとても大切な時間です。
わんこと暮らす=散歩は必須!しっかり時間をとってあげましょう。
子犬のお散歩デビューに必要な4つのステップ
子犬の場合は、お迎えした初日からお散歩ができるというわけではありません。
お散歩ができるようになるまでのステップをこちらで解説していきます。
■Step1.狂犬病予防接種・ワクチンを打つ
わんこをお迎えしたら必ずやることの一つが狂犬病予防接種・混合ワクチンの接種です。
子犬は母犬のの初乳から免疫(移行抗体)を譲り受けます。
この免疫は徐々に減り、生後6~8週間位で消失するため、それまでに感染症を予防するための抗体をワクチンで接種する必要があります。
また、狂犬病は発症を予防するために年1回の接種を義務付けられています。
混合ワクチンは生後4ヶ月ごろまでに3回の接種が終わります。
外で歩くことができるのは、3回目のワクチンが終了後2週間経過後(抗体ができてから)となります。
しかしながら、先述したとおり子犬の頃は社会化のための重要な時期。早い段階からいろんなことに慣らす必要があります。
Step2、3を並行して進めても大丈夫。
ワクチンが完了する前は、地面を歩かせずとも、抱っこで外の環境に慣らすことが可能です。
■Step2.首輪とリードになれる
お家の中で、首輪やリードをつけてみましょう。
最初はなかなかつけられなかったり、リードを噛んだりすることもあります。
普段リードはわんこの届かない場所に保管することが鉄則。
噛みちぎられてしまわないように気をつけましょう!
また、お散歩アイテムには腰の負担を軽くするハーネスもあります。
ライフスタイルや犬種に合わせて、ハーネスに慣らす練習も行うと良いでしょう。
短い時間から始めましょう。おやつなどのご褒美も使ってOK。
ぜひ、お散歩アイテムを好きになってもらいましょう!
■Step3.抱っこでお外に出てみる
わんこにとっては外の景色そのものが新鮮であり、脅威です。
わんこの聴覚は人間よりも敏感。人よりも様々な音が聴こえています。
いきなり道を歩かせると、恐怖を感じてお散歩が嫌いになることも・・。
まずは、抱っこで外の環境に触れさせることがおすすめです。
お外のにおいや音、景色を感じさせてみましょう!
家の前からスタートし、家の周りを一周するなど少しずつ範囲を広げていくことがおすすめです。
■Step4.家の周りを歩いてみる
ワクチンの抗体ができたら、ついにお散歩デビュー!
まずは家の前などで少し歩かせてみましょう。
そして家の前を歩く、家の周りをぐるっと一周する・・など、少しずつ行動範囲を広げます。
始めは車などを怖がる場合もあります。車通りの少ない道や、広い歩道があるような道から始めることもおすすめ。
子犬はパワーが有り余っているため、ぐいぐいと引っ張る場合もあります。
お散歩に行く前に家で少し遊んであげると、少し気持ちが落ち着いた状態で散歩ができるのでおすすめです。
お散歩時に注意したいこと
拾い食いに注意
特に子犬の場合、外のいろんなものが気になり、ついつい拾い食いをしてしまうことがあります。
中にはタバコなど危険なものもあるので十分注意しましょう!
クンクンと拾いそうな動作の際に軽くリードを引くなどして、未然に防ぐことがポイント。
また、ゴミなどが散乱している場所は極力避けて歩くようにしましょう。
他のわんこと出会ったら
子犬の頃は特に好奇心旺盛。他のわんこを見たらついつい寄っていく子も多いと思います。
そんな時は、まず相手のわんこの様子をよく観察しましょう。
唸ったり目を逸らしている場合は、無理に近寄らないようにしましょう。
しかしながら、子犬の間は貴重な社会化期。いろんなわんこと触れ合うことも大切です。
相手のわんこが大丈夫そうであれば、少しずつ近寄り挨拶をしてみましょう。
その際は必ず、飼い主さんの了承をとってくださいね。
- お散歩はわんこにとってメリットがいっぱい
- 子犬お散歩デビューは3回目のワクチン接種から2週間後
- お散歩はステップを踏んで徐々に慣らせよう
- 子犬のうちは拾い食いなどに注意
着実なステップを踏むことで、楽しいお散歩が実現します。
ぜひ段階を踏んでチャレンジしてみてくださいね。