
子犬をお迎え!抑えておくべきポイント8選
UPDATE.2023.02.22

テテワンを見てくださっている方の中には、パピーをお迎えした(する予定)の方も多いかもしれません。
子犬のお迎えって何をすればいいんだろう?
何が必要なんだろう・・・?
そう思われる方も多いのではないでしょうか?
そこで、パピーをお迎えする時の流れと知っておくといいことをまとめました。
ぜひ、愛らしいパピーをお迎えする前に読んで、しっかりと準備しておきましょうね!
目次
①生活環境を整えよう
お迎え当日までに、ケージやトイレなどわんことの生活環境を一通り整えていきましょう。
わんことどんな生活を送りたいか、想像しながらレイアウトを決めてみるのもおすすめです。
今までの生活環境と大きくかわるため、初めの頃は広い場所に戸惑い上手にトイレなどができなくなる場合もあります。
ケージを設置したり、柵を設置するなどして行動範囲を限定しながら生活に慣らせていくこともおすすめです。
そろえておくべき飼育用品についてはこちら > (準備中)
②畜犬登録をしよう
わんこをお迎えしたら「畜犬登録」という、市町村への届け出が必要です。
畜犬登録は、お迎え後30日以内に手続きしておきましょう。
登録は3,000円程度。
登録が完了すると、鑑札というものが家に届きます。
万が一わんこが迷子になった時に、鑑札が飼い主であるという証明になるとても大切なものです。無くさないようにしましょう。
わんこの首輪などに身につけておくことが義務付けられています。
いざ迷子になった時のためにも、忘れずつけておきましょう
首輪につけられる鑑札ケースなどもおすすめですよ。
また、引越した場合は住所変更の届け出が必要になることもあわせて覚えておきましょう。
③環境に慣れるまでの過ごしかた
お迎えして1~2週間程度はあまり構いすぎず、環境に慣れさせましょう。
部屋に出しっぱなしはNG。ケージで休ませるようにしましょう。
犬は、山中に穴ぐらを掘って生活していたため、狭くて暗い場所を好みます。
休んでいる際に人の目をきにしてソワソワしている様子があれば、ケージを布で覆うなどして周囲の目が気にならないようにすることもオススメ。(布の誤飲には十分注意してくださいね!)
オープンで常に人の動きが見れる状態だと、落ち着かないことも多くあります。
あまり目の前に人が通らない場所にケージを設置することもおすすめです。
少し慣れてきたところから、部屋に出したりスキンシップを増やしていきましょう。
ただ、最初の頃はまだトイレなども心配です。短時間のふれあいからスタートすることがおすすめです。
④ドッグフードの与えかた
食事はお迎えする前に食べていたものと同じものを与えましょう。
急にフードを変えてしまうと、お腹を壊すこともあります。
また、生後4ヶ月ごろまでの乳歯の生え揃っていないパピーはまだ硬いものが食べられないため、ぬるま湯でふやかして与えることが推奨されています。
硬いフードには少しずつ移行していきましょう。
- お迎え前の環境で「何を・どうやって食べていたか」は、必ず引き取り手に確認しておきましょう。
- 子犬は落ちているものなどを口に入れてしまいます。誤飲に注意し、口に入れてしまいそうなものは届かないところへ移動させましょう。
⑤トイレを覚えさせよう
トイレはお迎えしたその日から、トレーニングを始めましょう。
飼い始めで「トイレ」は多くの飼い主さんが悩むポイント。
ケージにトイレを設置し、上手にできたらほめてあげましょう。
トイレの覚え方は下記の記事で解説しています。
⑥吠えた時の対処法
ケージで過ごす時間など、パピーの頃は特に飼い主に向かって吠える場合があります。
こういったケースで多くの場合は「要求吠え」といい、部屋から出して欲しい、構って欲しいといった心理から吠えていることが多くあります。
そういったシチュエーションで吠えている場合は、構わず無視をしましょう。
わんこはとても賢い生き物です。
叱ったり、構ったりすると「吠えると相手をしてくれる!」と学習し、さらに吠えるようになります。
吠えても相手はしてもらえない、と思うと諦めます。大人しくなったタイミングで遊んだり、ケージから出してあげるようにしましょう。
⑦予防接種に行こう
生後2ヶ月をすぎると、狂犬病予防接種・混合ワクチンを動物病院で接種します。
最初の混合ワクチンは3回接種を行いますが、お迎え先で既に1〜2回は済ませているケースが多数です。
お迎え時にはあと何回のワクチン接種が必要か、お迎え先で確認しておきましょう。
予防接種に行く時は、今後お世話になりそうな近くの動物病院に行ってみましょう。
予防接種のついでにわんこの健康状態をチェックしてもらったり、不安な点はアドバイスを聞くこともオススメです。
なお、畜犬登録を行っていれば、2年目以降は市町村から予防接種の案内についてハガキが届くようになります。
手軽に行える集団接種などもありますのでぜひ利用してみてください。
また、自治体によっては補助が出るところもあります。お住まいの市町村のHPなどを確認してみてくださいね。
⑧予防接種が終わるまで散歩は我慢
予防接種が済むまでは、感染症の危険性があります。
外を歩いたり他のわんことの関わりをもつなどの行為は避けましょう。
また、予防接種後にいきなり散歩をするわけではなく、
- 首輪に慣らせる
- 抱っこで家の前に出てみる
- 家の前でリードをつけてみる、家の周りを1週してみる
・・・といった形で、時間をかけて徐々に慣らせるようトレーニングしていきましょう。
パピーの頃は社会化期といって、人やわんこになれるための大切な時期です。
この頃にたくさんのわんこや人と出会い、触れ合うことで、上手に関わることができるようにもなります。
外に慣れてきたら、パピーの間に沢山の人やわんこと出会える機会を作ってあげましょう。
- お迎えをしたら畜犬登録を済ませよう
- 環境には少しずつ慣らしていこう
- フードはお迎え前と同じものを用意しよう
- 予防接種は必ず行こう
初めてのお迎えは嬉しくも、不安でもありますよね。
心も環境も準備することで、きっとその不安は和らぐはず。
ぜひお迎えからの流れをシミュレーションしてみてくださいね。