わんこライフマガジン:お散歩大好きな小型MIX犬と暮らす藤井さん
UPDATE.2023.06.11
わんことのリアルな暮らしをお届けする企画「わんこライフマガジン」。
第5回にご登場いただくのは、お散歩大好きで元気いっぱいな小型MIX犬と暮らす藤井さんです。
2歳のマルシュナ(マルチーズ×ミニチュア・シュナウザーのMIX)、ツナちゃんとの運命の出会いや、一緒に暮らすなかで工夫してきたことなどについて伺いました。
藤井さん東京都在住
ツナちゃんとの出会い
小さいころから、わんことの暮らしにずっと憧れていたという藤井さん。同じく犬好きのご主人とは、結婚前から「一緒に住むならわんこをお迎えしようね」と決めていたそうです。
入籍後、新居も決まり、お迎えの環境が整ったベストなタイミングで出会ったのがツナちゃん。かわいい姿に一目惚れしましたが、すぐには決めきれずにいったん帰宅し「来週もまだお店にいたら、あの子に決めよう」と話し合ったといいます。
Q.かわいいパピーが1週間後に残っているかどうかは、ある意味賭けのような気がしますね…!
藤井さん
運が良かったんだと思います。実は、その1週間の間に「改正動物愛護管理法」という法律が成立したんです。
ペットショップでの犬猫の販売を生後56日まで禁止するもので、この期間に該当していたツナは、いったん店頭から下げられていたみたいなんですよね。
そして、私たちが再び訪ねた1週間後には56日を過ぎて、ちょうどお迎えできるタイミングになっていました。だから、ほかの誰にも見つかることなく、うちに来てくれたんです。
Q.まさに運命ですね。お迎えする上で、不安だったポイントはありますか?
藤井さん
わんこと暮らすのが初めてだったので、お金がどれくらいかかるのか、どういう生活スタイルになるのか、どんなことに気をつけないといけないのかなど、なにもわからず不安だらけでした。
Q.実際にお迎えしてからの苦労はありましたか?
藤井さん
布製品が好きで、なんでもカミカミするので少し困りました。布団は綿が飛び出したり、ぬいぐるみは目が取れてしまったり(笑)。なので最近は、ツナが届かない高い場所に置いています。
あとは、散歩でほかのわんことすれ違うとものすごく吠えるのにも苦労しましたね。どうしたらいいんだろうと解決方法を探していたとき、Instagramで同じく吠え癖に悩むフォロワーさんが「犬の幼稚園」のことを投稿していたのを思い出して。少しでも変わればと思い、ツナも行かせてみることにしました。
Q.「犬の幼稚園」とは、どういう施設なのでしょうか。
藤井さん
わんこのトレーニングなどをしてもらうところです。ツナが通っていた幼稚園は、朝8時に預けて、夕方迎えに行くような流れでした。施設ではトレーナーさんが付き添ってくれて、相性のいいわんこと遊んだりしながらのんびり過ごします。ツナも一定の期間、幼稚園に通ったおかげで、わんこに慣れることができたように思います。
ツナちゃんの性格
ほかのわんこは苦手な一方で、とても人懐っこいというツナちゃん。小さいころから、藤井さん一家だけではなく、藤井さんのお友達にもかわいがってもらっていたからか、人間は大好きなのだとか。わんこを連れていない人であれば、どんな相手でも「なでて〜!」と近寄っていくそうです。
1日の生活
ツナちゃんはお散歩が大好き。一周2kmほどの近所の大きな公園を散策するのが日課です。どんなに歩いても元気いっぱいで、先に藤井さんが疲れてしまうこともしばしば。一方、雨でお散歩に行けなくても怒ることなく、家でおもちゃで遊んでいれば満足してくれるのだとか。
朝 | 朝は6時ごろに起きてバルコニーでトイレ。 家族みんなでゆっくり過ごしてから朝ごはんです。 在宅ワークの日は、仕事が落ち着ついたタイミングでお昼前にお散歩に。この時間ならほかのわんこが少ないので、ツナちゃんにとっても快適なのだそう。 休日は、買い物について行くことも。 |
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昼 | 日中は、大体お昼寝して過ごします。 藤井さん夫婦が2人とも出勤の日は、ケージでお留守番。 どちらかが在宅ワークの日はケージから出て、陽の当たる場所に合わせて移動しながらスヤスヤ。リフレッシュタイムには、バルコニーに出て遊ぶことも。 |
夜 | 19時ごろに夜ごはん。 わんこの少ない時間を狙って、22時ごろに公園へお散歩に行くこともあります。 夜は藤井さんに重なるように寝転がって、一緒に就寝。 |
Q.生活のなかで、工夫していることはありますか?
藤井さん
お迎えして1年半ほど経ったときに東京に引っ越したのですが、家はツナ基準で選びました。ツナの負担になりそうな内階段がある家は避けたり、家の中で走れるスペースを確保したりするように気をつけていました。
そもそも東京はペット可の物件が少なくて苦労しましたが、今の家はマンションの一階で、バルコニーつきなので運動もできます。ツナにとって良い環境が用意できたと思っています。
お金事情
前に住んでいた地域より、東京は物価が高いと感じることも。
1か月にかかっている費用について、教えていただきました!
フード・おやつ代 | 約5,000円 |
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医療費 | 月によってまちまち |
トリミング・お手入れ費用 | 7,500円(2〜3か月に一回) |
保険料 | 2,500円 |
Q.引っ越し先でのトリミングサロン探しはどうしましたか?
藤井さん
実は、帰省などのタイミングをうまく利用して、いまだに前に住んでいた家の近所のお店に通っているんです。ツナは移動が問題なくできるというのもありますし、なにより慣れているお店のほうが安心感があるのでいいなと思っています。
東京に引っ越してから近所のサロンも検討しましたが、以前のサロンに比べて費用が倍くらいかかると知って、びっくりしましたね。
わんこと暮らしてよかったこと
休みの日にツナちゃんと一緒に行く場所を選べるようになって、楽しみが増えたという藤井さん。Instagramでペットと一緒に利用できるカフェやホテルなどを探して、家族みんなでお出かけするのが楽しいのだそう。
運動大好きなツナちゃん、これからもアクティブに楽しく過ごしてね!
PROFILE
あやこあにぃ
元測量士、かつてクマの研究もしていた動物好きのWebライター&作家です!インタビュー記事やコラム、小説など、幅広く執筆活動中です。