わんこライフマガジン:日々成長中!超甘えん坊な小型MIX犬と暮らすみほさん
UPDATE.2023.07.20
わんことのリアルな暮らしをお届けする企画「わんこライフマガジン」。
第6回にご登場いただくのは、とっても甘えん坊な小型MIX犬と暮らす、みほさんです。
2歳半のマルプー(マルチーズ×トイプードルのMIX)、ぽてくんとの出会いや、一緒に暮らす中でよかったこと・苦労したことなどについて伺いました。
みほさん神奈川県在住
みほさん神奈川県在住
- おうちのわんこ
-
- ぽて
- 2歳半
- マルチーズ×トイプードルのMIX
- 家族構成
- 夫
ぽてくんとの出会い
もともとわんこが好きで、ペットショップめぐりをしていたみほさん。何度か見かけたマルプーのかわいさに惚れ込み、「いつか一緒に暮らすならマルプー!」と心の中で決めていたそうです。わんこをお迎えしたいという気持ちが高まっていたある日、インターネットで目にしたペットショップの宣材写真。これが、ぽてくんとの出会いでした。
愛らしいフォルムとちょっと不安げな表情に一目惚れしたみほさんは、同じくわんこ好きのご主人と一緒にさっそく会いに行きました。想像以上にかわいくて心が揺れ動きましたが、わんこと暮らすのが初めてということもあり、ペットショップには一晩お返事を待ってもらったといいます。
Q.お迎え前には、どんなことを話し合いましたか?
みほさん
飼育にかかる費用はどれくらいかとか、散歩には毎日行けるかとか、周辺に病院はあるかとか…。「かわいすぎたね、どうしよう」なんて興奮しつつも、お金のことや将来的なことを、けっこう具体的に考えた記憶があります。話し合いの末、「やっぱりあの子と暮らしたい!」という気持ちが大きくなって、次の日にお迎えに行きました。
Q.実際にぽてくんと生活を始めてから、苦労はありましたか?
みほさん
歯が生え替わるときに、いろいろなものをかじるので困りました。ケージもソファもテーブルの足もみんなボロボロになってしまって。安い家具にしておいて本当に良かったと思いましたね。
あとは、お散歩にも苦労しました。ワクチン3回目の接種が終わったタイミングでお散歩デビューしたのですが、最初は怖がって動きませんでした。ようやく歩いたと思ったら、マンホールに乗れないとか、排水溝が怖いとか、予想外のものを嫌がるんです。でも、根気強く付き合っていたら、突然克服したりして。昨日まで交差点もまともに渡れなかったのに、ある日急に普通に歩き出して、すごく感動したりもしましたね。
Q.ぽてくんも毎日少しずつ成長しているんですね。いま苦労していることはありますか?
みほさん
生活音に反応して吠えることです。たとえば、お風呂が沸いたのを知らせる給湯器の音楽や、洗濯機や炊飯器の電子音、外から聞こえるバイクの音やわんこの鳴き声など…。ところが、不思議なことにドライヤーや掃除機の騒音は大丈夫。ぽてなりに苦手な音があるみたいです。でも最近は意思の疎通ができるようになって、「静かにして」と伝えると、黙ってくれるようになりました(笑)。
ぽてくんの性格
ぽてくんは、外ではちょっと怖がりやさん。人やわんこが急に近づいてくると、びっくりして吠えてしまいます。一方、家の中ではとっても甘えん坊で、みほさんやご主人に常にくっついているのだとか。どちらかがソファで横になると、お腹の上に飛び乗ってきて一緒に寝始めるのだそう。たったの5分間家を空けて帰宅しただけでも、毎回猛烈にお出迎え。みほさんのお友達が訪ねてきたときも、家の中ならすぐに心を開いて甘え始めるといいます。
Q.外では人を怖がるのに、家に訪ねてきた人は大丈夫というのは不思議ですね。
みほさん
私たちが家に招き入れた人は大丈夫と認識しているみたいです。ただ、ほかのわんこは、家の中も外も関係なく苦手です。自分を人間の子どもだと思っているのか、「なんかわんこがこっちに来た!」みたいなリアクションをして追い払うんですよ(笑)。
1日の生活
健康的で活発なぽてくん。ごはんも好き嫌いなくしっかり食べてくれるそうです。ぽてくんとの1日の生活について、教えていただきました。
朝 | みほさん夫婦が起床する少し前に、クンクン鳴いて「朝だよ!」とアピール。 ドッグフードを驚きのスピードでペロッと完食後、少し休憩してから、朝10時ごろに20〜30分間のお散歩に出かけます。 |
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昼 | みほさんが在宅ワーク中は、18時ごろまでリビングのソファでスヤスヤ。 窓から差し込む日差しに合わせて移動しながら日向ぼっこをすることも。 休日は、ドッグランへ出かけたりもします。 |
夕方 | 再びドッグフードをペロッと完食! みほさんと、ボールやおもちゃで遊んで過ごします。 |
夜 | ご主人が帰宅すると、部屋中を走り回って大興奮。みほさん夫婦にくっついて遊びに誘います。 寝る前には歯磨きガムを食べて、ケージで就寝。たまに一緒にベッドで寝ることもあります。 |
Q.これまでに病気にかかったことはありますか?
みほさん
1度だけあります。様子はいつも通りだったのですが、下痢をしていて、病院へ連れて行ったら「熱があるね」と言われて。薬を飲んで3日くらいで良くなったのですが、治るまでの間、お尻周りやケージを常に清潔に保つのが大変でした。
Q.しつけなどはどうやって行いましたか?
みほさん
お手やお座りは、YouTubeなどの動画を参考にしながら教えていました。ごはんの前に、10〜15分くらい時間を取って集中的にトレーニングしたら、すぐにできるようになりましたね。トイレも、トイレシートの上でできたらお祭りみたいに褒める、ということを繰り返していたら、自然と覚えてくれました。
お金事情
マルプーは毛が抜けない犬種なので、トリミングが欠かせません。
1か月にかかっている費用について、教えていただきました!
フード・おやつ代 | 約5,000円 |
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医療費 | ・混合ワクチン・狂犬病ワクチンを受ける月は約15,000円(年1回) ・5〜10月はフィラリアの予防薬を飲ませるため、+2,000円 |
トリミング・お手入れ費用 | 約8,000円 |
保険料 | なし |
Q.トリミングサロンはどうやって探しましたか?
みほさん
家の近くで検索して、評判の良さそうなところに連れて行きました。店員さんがみんな優しくて、印象が良かったので、それ以来ずっと同じサロンに通っています。
お店の前に着くまではお散歩のテンションでルンルン歩くのですが、店内に入ったらぶるぶる震えています。でも、トリミング中はおとなしくがまんしているようです。終わったころにお店に迎えに行くとごきげんにお出迎えしてくれるので、のんびりお散歩しながら帰宅します。
ぽてくんと暮らしてどんなところがよかったですか?
家に1人じゃないというのが、本当にありがたいですね。「トイレ行ってくるね」とか「お風呂入ってくるね」とか、ついつい話しかけてしまいます。旅先でも、ぽてがいないのに少し大きい音が聞こえると「あっ、ぽてがびっくりしちゃう」と体が勝手に反応して、「そうだった、今はいないんだった…」って寂しくなったりします。
大変なこともいろいろあるけれど、なでるだけで癒されるし、ぽてがいない生活はもう想像できないですね。すっかり生活に馴染んでいて、いるのが当たり前。私たち夫婦にとって、なくてはならない存在です。
PROFILE
あやこあにぃ
元測量士、かつてクマの研究もしていた動物好きのWebライター&作家です!インタビュー記事やコラム、小説など、幅広く執筆活動中です。