犬のしつけはいつから始める?お迎え後すぐに始められる3つのトレーニング
わんこと暮らす上で必要になる「しつけ」。しつけはわんこと暮らす上でとても大切です。今日はそんなしつけの必要性と、お迎えしてすぐに始めたいしつけの基本について解説していきます!ぜひ、お迎え初日からトライしてみましょう。
目次
しつけはなぜ必要?
しつけは人とわんこが安心して楽しく暮らすために必要不可欠なものです。わんこのハイタッチやごろんとお腹を見せる姿はとてもかわいいですよね。でも、しつけることは芸を覚えることではありません。
たとえば、お出かけ先はわんこにとってたくさんの刺激がある場所なので、そわそわしたり吠えたりしてしまうわんこもいます。そんな時、飼い主さんの指示で落ち着いて過ごせたら、飼い主さんもわんこも安心ですよね。
また、しつけはわんこにとって行動の選択肢を広げる大切なものでもあります。飼い主さんに褒められる行動をたくさん知っていることは、わんこにとってストレスからの解放にもつながります。ぜひ、楽しくしつけトレーニングをおこなってみましょう。
しつけの心得!「褒めてしつける」を徹底しよう
しつけトレーニングの基本は「褒める」こと。うまくできたときに褒めることを繰り返すと、わんこは「指示を聞くといいことがある」と覚えてくれます。「褒め言葉や態度をわんこに理解してもらえるの?」と思うかもしれませんが、繰り返し褒めることで「飼い主さんは喜んでくれるんだ」と徐々にわんこが理解してくれるようになります。
また、失敗した時に極度に叱ったり叩くことはNGです。信頼関係が崩れ、トラウマを植え付けてしまうこともあります。
まずはここから!基本的な3つのしつけ
しつけトレーニングは、お迎えしたらすぐに始まります。まずは基本的なしつけからスタートし、上手にできたらたくさん褒めてあげましょう。
①名前を覚える
お迎え後に名前を決めたら、呼びかけてご褒美をあげたり撫でてあげたりしましょう。いいことが起こると分かって、自分の名前を覚えるようになります。
呼び方は統一しましょう!
たとえば「ココア」「ココ」「ココちゃん」など呼び方をバラバラにしてしまうと、わんこは混乱してしまいます。しっかり名前を覚えるまでは呼び方を統一しましょう。同居のご家族がいる場合は、ご家族の中でも呼び方を統一してくださいね。
②アイコンタクト
わんこの名前を呼んで、目を合わせられるようにしましょう。アイコンタクトができるとわんこが集中することを覚えます。興奮しているときに落ち着かせたり、他の指示を出すときにわんことの意思疎通が図りやすくなったりします。
まずは家の静かな場所を使い、落ち着いた状態でのアイコンタクトに挑戦します。慣れてきたら遊んでいる時や、野外でもアイコンタクトができるよう、徐々に難易度をあげていきましょう。
お迎えしたばかりのわんこにアイコンタクトを覚えさせるのが難しいときのために、ここではご褒美を使ったアイコンタクトのトレーニング方法を紹介します。ご褒美はお気に入りのフードやおやつ、おもちゃなどを使います。わんこに合わせて特に喜ぶものを選んであげましょう。
●ご褒美を使ったアイコンタクトのトレーニング方法
- ご褒美を目の前に見せ、目で追わせる
- ご褒美を飼い主さんの顔の近くまで持っていく
- 目が合ったらご褒美を与えながら褒めてあげる
これができるようになったら、名前の呼びかけや「見て」などの呼びかけをしながら再度アイコンタクトの練習をしてみましょう。段々と声の呼びかけだけでアイコンタクトができるようになります。
更に慣れてきたら、ご褒美を持たずに目線合わせをしてみましょう!目が合ったらしっかり褒めてあげてくださいね。根気よく繰り返すことで、わんこは飼い主さんに集中できるようになります。
③トイレトレーニング
決まった位置でトイレができるように、お迎え初日からトイレトレーニングを始めましょう。トイレトレーニングは失敗させないことが重要。トイレを覚えやすい環境づくりと、成功した時にたくさん褒めてあげることがポイントです。「うまくできた!」を積み重ねることで、わんこに自信がつき上手にトイレができるようになります。ぜひ、トイレトレーニングの記事も合わせて読んでみてくださいね。
本日のまとめ
- しつけは安心して楽しく生活するために大切なもの
- しつけの基本は褒めること
- しつけトレーニングはお迎えしてすぐに始めよう
しつけトレーニングはわんことの信頼関係を上げる大切なもの。ぜひ、楽しんで挑戦してみてくださいね!