散歩やごはん以外にもやることはたくさん!犬のお世話を知ろう
わんこと暮らしていく中で必要なお世話。いくつ挙げることができますか?「ごはんをあげて、散歩して……ほかに何があるんだっけ?」そんな方のために、今回はわんこのお世話についてご紹介していきます。わんことの暮らしはやることがいっぱい。
お迎えした後に「こんなに大変だと思わなかった!」と思うことが無いように、あらかじめ把握しておきましょう!
目次
ごはん
ごはんは1日2回が基本で、パピー期は1日3回です。ごはんの量は体重や体格に合わせて決めていきましょう。どのくらいの量をあげたらいいかわからない場合は、動物病院で相談してみてくださいね。
餌皿は雑菌が繁殖しやすいので、ごはんの度に洗うこともお世話のひとつです。また、自動給餌器や電動計量器を使うと計量の手間を省けるためおすすめです。
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スプーン型で軽量しやすいところがポイント。デジタル表示のため、細かく計量できます。
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また、電源タップ・乾電池どちらでも使用できるため、停電の時にも給餌ができて安心です。
散歩
散歩は1日2回。散歩時間は犬種によって、1回につき20分〜1時間以上と差があります。また、同じ犬種でもお散歩が大好きな子、あまり行きたがらない子など性格にも左右されます。お迎えしてすぐは犬種ごとの目安を基準にスタートして、わんこの様子を見て調整しましょう。
夏場の日中はアスファルトが非常に熱くなることで肉球をやけどしてしまいます。早朝や夜間など涼しい時間に散歩へ行きましょう。また、飼い始める前に生活の中にに散歩時間を組み込むことができるか検討しておきましょう。わんことの散歩は飼い主さんのリフレッシュ・運動不足解消のきっかけにもなります。わんことのお散歩を楽しんでみてくださいね!
トイレ
わんこのお世話で毎日必要なのがトイレの処理。1日あたりの排泄回数は以下が目安となります。
オシッコ | ウンチ | |
パピー | 7〜10回 | 3~4回 |
シニア犬 | 3〜4回 | 1~3回 |
シニア犬 | 5~6回 | 1~3回 |
室内でトイレをさせる場合は、トイレシートの交換やトレーの掃除を行います。屋外でトイレをさせる場合は、トイレのために定期的に外へ連れ出す必要があります。パピーをお迎えした時やまだトイレに慣れていないわんこの場合は、トイレを覚えさせるためのトレーニングもお世話のひとつです。トイレトレーニングの方法については以下の記事をチェックしてくださいね。
グルーミング
グルーミングとは、全身のお手入れのこと。体を清潔に保つためにとても大切です。また、グルーミングはわんこと触れ合う良い機会にもなります。必要なケアと頻度の目安は以下の通りです。
(※1)肛門腺絞りとは?
肛門の左右ある一対の袋(=肛門腺)に溜まる分泌液を絞り出します。通常はウンチと一緒に排泄されますが、うまく出せないと分泌液が溜まり続けてしまいます。
(※2)涙やけとは?
目から涙がこぼれてしまう流涙症(りゅうるいしょう)により、目の下が赤茶色に変色してしまうことのこと。目の外傷や炎症、アレルギー症状など原因はさまざまです。
頻度はあくまで目安。日頃からわんこの状態をよく見ることが大事です。グルーミングを全て行うとそれなりに時間がかかります。ケアする時間を確保できるか、しっかり考えてみましょう。
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トリミング
トリミングとは、わんこの毛をトリム(カット)することです。長くなった毛をカットすることで、毛並みを綺麗に保ったり毛のもつれや皮膚病を防いだりすることができます。トリミングが必要なのはトイプードルやポメラニアン、シーズーなどの長毛種。ミニチュアピンシャーのような短毛種のわんこはトリミングが不要です。多くの飼い主さんはトリミングをプロにお任せします。プロにお任せする場合は、定期的に費用がかかることを覚えておきましょう。
掃除
直接的なお世話ではありませんが、とても重要なのがおうちの掃除です。わんこをお迎えすることは、家族がひとり増えること。当然、おうちも汚れやすくなります。毛が抜けやすい犬種のわんこをお迎えした場合、カーペットやソファなどに毛が付着するので粘着ローラーなどで頻繁に抜け毛を取り除く必要があります。
また、わんこが過ごすケージ内の掃除や、使用した布製品(毛布、おもちゃ、ベッドなど)の洗濯といった家事も発生します。小さなお子様やアレルギーを持つご家族がいる場合は、特にこまめなお掃除を徹底しましょう。
コミュニケーション、しつけ
わんこは社会性のある生き物。毎日のコミュニケーションはとても大切です。マテやオスワリといったトレーニング、おもちゃを使った遊びの時間の積み重ねで信頼関係を築くことができます。日頃からコミュニケーションをたくさん取り入れて、わんことの関係を深めていきましょう。
これから長く付き合うであろう愛犬。シニア犬になったときにどんなお世話が必要なのか知っていますか?
シニア犬には、食事や排泄の介助などが必要になります。流動食を準備したり、若い頃よりも頻繁に排泄させる必要が出ることも。お迎えしてすぐはイメージがしづらいかもしれませんが、「将来的に必要になるんだな」ということをふまえ、心の準備をしておくと安心です。