フレンチ・ブルドッグ
UPDATE.2023.09.21
通称「フレブル」で慕われている、フレンチ・ブルドッグ。
ぺちゃっと潰れたお顔が個性的でとってもキュートな犬種です。
目次
フレンチ・ブルドッグってこんなわんこ
- しつけ
- しにくい しやすい
- 運動量
- 少ない 多い
- 友好度
- 低い 高い
- 毛の
抜けやすさ - 抜けにくい 抜けやすい
- 原産国
- フランス
- サイズ
- 中型犬
- 体重
- 8~14kg
- 寿命
- 10~12歳
- 毛の種類(毛質・長さ)
- ショート/スムース(短毛)
フレンチ・ブルドッグの性格
いかつい風貌だけれど、愛情深い性格。おおらかな性格で、子どもがいる家庭でも飼いやすいのが魅力です。
穏やかで思慮深く、他犬にも平和的でフレンドリーな犬種。
叱られると目に見えて落ち込んだり、おねだりが上手だったり、
いびきをかいて寝たり、まるで人間を見ているようなほほえましさがあります。
フレンチ・ブルドッグの飼い方
①運動はほどほどに
短頭種でがに股の体形は、股関節に負荷がかかりやすいため、散歩や運動のしすぎには要注意。
朝夕それぞれ10~20分程度の散歩でほどほどに。室内遊びなど軽めの運動を取り入れましょう。
②室温管理には注意
鼻が短く、暑さに弱い犬種のため、外飼いはNG。
室内でも温度管理が必要です。
気温の高い日の外出は、首元を冷やすなどの対策をしっかりと!
③日々のお手入れが大切
季節ごとに被毛が生え変わるので、抜け毛の多い犬種です。
肌が敏感で皮膚炎にかかりやすいので、週に2回程度ブラッシングをしましょう。
特に顔のしわ部分に汚れが溜まりやすく、においの原因にもなるため、丁寧にケアしてあげてください。
気をつけたい病気
①短頭種気道症候群
短頭種の顔や首の構造上、呼吸がうまく行えないことがあります。
軟口蓋過長症では、口腔内の上側の硬い天井の部分(硬口蓋)からさらに奥へ続く柔らかい部分(軟口蓋)が生まれつき長いことにより、激しいパンティング、呼吸困難、呼吸時のゼイゼイとした雑音などが確認されます。頻繁に起こるようであれば早めに病院に相談しましょう。
②チェリーアイ
遺伝的な問題や炎症により、瞼が腫れ、外に出てくる状態です。
さくらんぼのように見えるためチェリーアイと呼ばれています。
目に異常を見つけたら速やかに病院を受診しましょう。
③膿皮症
皮脂腺が大きく肌もデリケートなので、膿皮症になりやすいといわれています。
日頃から皮膚を清潔に保ち、よく観察しておきましょう。
膿皮症は放っておくとどんどん悪化します。
赤い発疹など、皮膚に気になる症状が出た場合は速やかに病院を受診しましょう。
飼い主さんに聞いた!フレンチ・ブルドッグあるある
①寝顔がぶちゃいくになりがち
ソファやクッションに寄り添って眠ることも多く、顔中のしわが寄り、ブサカワ度が倍増♡
最高に癒される瞬間です。
②座り方が独特でかわいい
お尻をぺたんと床や地面につけ、足を斜めに投げ出した座り方、通称「フレブル座り」。
まるでお姉さん座りのようなちょっぴりセクシーな姿勢。
ずしっとしたお尻がとってもかわいいです♫
③夫のいびきかと思ったら、わんこのいびき
旦那かと思ったら、まさかの愛犬のいびき!
目をつむって聞けば犬のいびきだと分からないくらい立派です!
ただ、まじめな話をすると病気が潜んでいる可能性もあるので、心配な場合は一度病院で診てもらいましょう!
起源には諸説ありますが、18世紀頃、イギリスのイングリッシュ・ブルドッグがフランスに渡り、パグやテリアと交配されて誕生したという説が広くいわれているようです。
一方、フランスではベースになったのはマスチフ系の犬という説もあります。
フランスでは大人気の犬種となった当時のフレンチ・ブルドッグは「垂れ耳」でした。
その後、アメリカ人のブリーダーが自国に持ち帰り、交配を重ねて「立ち耳」タイプに改良され、年々オーナーが増えている人気犬種です。