ミニチュア・シュナウザー
UPDATE.2024.01.03
ボリューミーな口ひげと眉毛が魅力的なミニチュア・シュナウザー
ランキング上位に入る、人気の犬種です。
目次
ミニチュア・シュナウザーってこんなわんこ
- しつけ
- しにくい しやすい
- 運動量
- 少ない 多い
- 吠えやすさ
- 吠えにくい 吠えやすい
- 友好度
- 低い 高い
- 毛の
抜けやすさ - 抜けにくい 抜けやすい
- 原産国
- ドイツ
- サイズ
- 小型犬
- 体重
- 約4∼8kg
- 寿命
- 12~15歳
- 毛の種類
- ソルト&ペッパー/ブラック/ブラック&シルバー/ホワイト
ミニチュア・シュナウザーの性格
明るく活発で、遊ぶことが大好きなミニチュア・シュナウザー。
勇敢で警戒心が強いため、攻撃的になってしまう場合も。きちんとしつけをすることで信頼関係ができ、吠え癖がつきにくくなります。
犬や人とのふれあいを増やし、無駄吠えをしても反応しないようにトレーニングしましょう。
ミニチュア・シュナウザーの飼い方
①しっかりめの運動でストレス発散を
お散歩は1日2回、各30分以上が目安。
小型犬の中では体力があり、運動量が多い犬種です。ストレスを溜めないためにお散歩だけでなく、おもちゃで遊ぶ時間もつくりましょう。
とても聡明な犬種なので知育玩具など頭を使う遊びもおすすめです。
②定期的なブラッシングを
ミニチュア・シュナウザーの毛質は、縮れたようなワイヤーヘア。
抜け毛は少ないですが、被毛が絡まりやすいためブラッシングはこまめに行いましょう。
口ひげや眉毛などを美しく整えるためにも2〜3ヵ月に1回程度のトリミングが必要です。
③吠え癖に注意
ミニチュア・シュナウザーは飼い主にとても甘えん坊な性格で比較的しつけがしやすい犬種です。一方で、知らない人への警戒心が強いため吠え癖がつきやすい一面も。
①お散歩に加えて、ボール投げや引っ張りあいっこなど犬の本能を発揮できる遊びで欲求を満たす。
②警戒心がほぐれる環境づくり。(外の様子が見えないようにする、外からの音を聞こえにくくするなど)
③お散歩ルートで必ず吠える場所がある場合は、時間やルートを変える。
気を付けたい病気
①尿石症(尿路結石症)
尿石症とは、膀胱や腎臓・尿道に結石ができてしまう病気です。膀胱内に結石ができた場合は膀胱炎を引き起こし、血尿、頻尿、排尿困難などの症状が現れます。
原因となる尿石の種類によって食事療法か外科手術による摘出を行います。
②高脂血症
血液中の中性脂肪やコレステロールが異常に高い値を示している状態を言います。ミニチュア・シュナウザーは先天性の代謝異常などの原発性による高脂血症になりやすいため、注意が必要な犬種です。
根本的な治療法はなく、食事療法などが選択されます。
③皮膚病
皮膚に炎症が起こり、かゆみや脱毛などの症状があらわれます。ミニチュア・シュナウザーは皮膚が弱く、炎症を起こしやすい犬種。お手入れを怠ると毛玉が出来てしまい、皮膚病を引き起こす可能性があります。
日々のブラッシングと定期的な皮膚チェックを心掛けてください。
飼い主さんに聞いた!ミニチュア・シュナウザーあるある
①シュナ脚
後ろ脚を大胆に放り出して寝転がる「シュナ脚」。ミニチュア・シュナウザーは肩や股関節がやわらかく、このような姿勢になりやすいのだとか。
のびのびと寝そべるその姿はまるで人間のよう。
②おしりにグルグルつむじ
お尻にある、「渦巻状のつむじ」はミニチュア・シュナウザーならではのチャームポイント。つむじの場所で性格がわかるという噂も!?
ミニチュア・シュナウザー好きはこのつむじに癒されるそう。
③変な寝ぐせがつきがち
ボリュームのある口ひげと眉毛が特徴的なミニチュア・シュナウザー。寝起きは変な寝ぐせがついてしまうことも……。
独特な寝ぐせに思わず笑ってしまう飼い主に「何のこと?」という表情もたまりません。
「シュナウザー」とはドイツ語で「ヒゲ」という意味。
14世紀頃の南ドイツで繁殖していたスタンダード・シュナウザーがルーツで、かつては「ピンシャー」と呼ばれ、農場犬として活躍していました。
原産国はドイツですが、アメリカに渡って小型化が進み、現在のミニチュア・シュナウザーに至ります。特にアメリカでの人気が高く、多くの著名人やハリウッドスターにも愛されている犬種です。