小さいけど活発＆勇敢！ポメラニアン
ドイツ原産の最も小さなスピッツと言われる犬種。

ポメラニアンってこんなわんこ

ポメラニアンの性格

ポメラニアンはとても活発で好奇心旺盛な性格。聡明で賢い一面もあります。一方で、気が強いので、吠えやすくならないようしつけも必要です。子犬の頃から色々な音や人、犬、モノに触れる機会をつくり、慣れさせましょう。
また、愛着行動（飼い主への執着）がそこまで高くありません。飼い主さんにべったりするタイプではなく、小型犬の中では分離不安になる傾向が低い犬種です。 

ポメラニアンの飼い方

①暑さ対策を

寒い地方の犬の血を引く犬種なので、暑さに弱いです。夏場の室温の管理に注意しましょう。

②適度な運動を

1日2回、15分ずつが目安です。散歩にプラスしておうちの中でのおもちゃ遊びで好奇心を満たしてあげましょう。
ボールを追いかけたり、ロープに噛みついたりと本能を刺激してストレスを発散できる遊びがおすすめです。

③定期的なブラッシングを心掛けて

ふわふわもふもふのポメラニアン。ダブルコートで、特にアンダーコートが豊富なのが特徴です。
抜け毛が多く、絡まりやすいので、可能であれば毎日、最低でも週3〜4回はブラッシングをして抜け毛や毛のもつれを予防しましょう。

気をつけたい病気

①膝蓋骨脱臼（パテラ）

後脚の膝のお皿の骨が正常な位置からずれたり、外れたりするのが主な症状。
生まれつきの先天的ケースと、様々な衝撃により膝のお皿がずれてしまう後天的ケースがあります。

②皮膚疾患（アロペシアX）

別名ではポメラニアン脱毛症とも呼ばれています。脱毛が進むと体と尻尾の毛が抜け落ちる病気です。
原因はホルモン異常と考えられていますが、詳しい原因は判明していません。

③気管虚脱

気管がつぶれて空気が流れなくなる病気。咳や「ガーガー」というガチョウの鳴き声のような呼吸音が特徴で、重症化すると呼吸困難になることもあります。明確な原因はわかっておらず、遺伝が１つの要因とされていますが、肥満や老化による筋肉の衰退も原因と考えられています。

飼い主さんに聞いた！ポメラニアンあるある

①シャンプーしたら別の生き物

綿菓子のようにふわふわなポメラニアン。水にぬれると骨格があらわになって、その姿の変わりように飼い主さんも「この子誰……？」状態。
なんともいえないギャップとシュールなかわいさに、ついつい写真を撮ってしまうところまでがセットです。

②我が子をみれば湿度がわかる・・・・・・？！

湿度が高い日は、被毛が水分を含んで毛量増し増し！
アンダーコートが多く、毛の密度も高いポメラニアンは、毛根からぼわっと膨らんでボンバー状態に。

③安心してください、着てますよ！

かわいいお洋服を着せても、ボリュームのある被毛でお洋服が隠れてしまうのがポメラニアン。
見る角度によっては、もはや着ていることさえわからないことも・・・・・・。
お洋服も覆い隠してしまうほどの毛量、あっぱれです！