真っ白でさらさらな被毛が美しい、マルチーズ
心を開いた相手にはとことん甘えん坊な世界最古の愛玩犬。

マルチーズってこんなわんこ

マルチーズの性格

マルチーズは従順で温厚。飼い主さんなど心を開いた相手にはとっても甘えん坊になります。時には自分より大きなわんこに対しても吠える勇敢な一面も。
甘やかしすぎると、攻撃的になったり気の強い性格になってしまう可能性があるので、子犬の頃からしっかりとしつけを行いましょう。

マルチーズの飼い方

①温度管理をしっかりと

暑さ・寒さに弱い犬種なので、室温や湿度の管理が必要。快適に過ごせる温度は20∼25度と言われています。

②適度なお散歩を

小型犬のマルチーズも散歩は必要です。1日2~3回、10∼20分の散歩が理想的。
日光浴をしたり、外で他のわんこと触れ合うなどの刺激を受けて社会性を身につけさせましょう。

③ブラッシングは毎日が理想

マルチーズはシングルコートなので、抜け毛が比較的少ない犬種です。
毛が細く絡まりやすいので、毎日のブラッシングが理想。トリミングをしないとどんどん伸びてしまうので、月に一度のトリミングが必要です。

気を付けたい病気

①僧帽弁閉鎖不全症（心臓病）

心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁がうまく閉じなくなり、血液が逆流してしまう病気です。
完治する病気ではない為、投薬により症状を抑えながらの生活になります。

②流涙症・涙やけ

目の内眼角から涙が溢れてきて、目の下に涙やけができる病気です。
あまりにもひどい場合は治療が必要になります。目やにや涙をこまめにふき取り、日々清潔に保つことが予防につながります。

③ホワイトシェイカードッグ症

正式には、Little white shakers症候群と呼ばれ、生後5ヶ月～3歳に突然発症します。主に白い小型犬種に多いとされ、頭や身体を小刻みに震わせます。
原因不明の免疫疾患と言われており、薬の投与で反応が良ければ数週間の治療で改善しますが、生涯を通じて投薬が必要になる場合もあります。

飼い主さんに聞いた！マルチーズあるある

①気がつけば毛布と一体化

毛布やお布団が大好きな子が多いよう。自ら床に置いてある布にもぐりこむ……なんてことも。
ふわっふわの真っ白な毛で白い毛布にくるまれたら……まるで毛布と一体化したようなかわいい我が子が見られるはず♡

②他の犬種と間違えられがち

様々なカットが楽しめるマルチーズ。そのため、お散歩中にビジョンフリーゼやホワイト・テリアなど他の犬種と間違えられることもしばしば。
また、飼い主も白っぽいものがマルチーズに見えてしまうことがあるそう。笑