トイ・プードル
UPDATE.2023.09.22
かわいいルックスだけでなく、賢く社会的なトイ・プードル。
多くの人に愛される人気No.1犬種です。
目次
トイ・プードルってこんなわんこ
- しつけ
- しにくい しやすい
- 運動量
- 少ない 多い
- 吠えやすさ
- 吠えにくい 吠えやすい
- 友好度
- 低い 高い
- 原産国
- フランス
- サイズ
- 小型犬
- 体重
- 3~4kg
- 寿命
- 約15.3歳
- 毛の種類
- ブラック、ホワイト、レッド、ブルー、グレー、ブラウン、アプリコット、クリーム、シルバー
トイ・プードルの性格
トイ・プードルは非常に賢く、世界で2番目に賢い犬種と言われています。性格も温厚で、社交性の高いです。
また、家族に対して愛情表現が豊かで、他人や他犬とも上手に接する優等生。人の指示をよく聞き、状況判断しながら行動できるので比較的しつけのしやすい犬種といわれています。水鳥回収の狩猟犬にルーツがあり、水遊びやおもちゃを持ってくる遊びが大好き。
トイ・プードルの飼い方
①こまめなブラッシングでキレイをキープ
トイ・プードルは換毛期がなく毛が抜けにくいですが、どこまでも毛が伸びるシングルコートなので日々のケアは必須です。
手入れを怠ると毛玉ができやすくなるので、毎日のブラッシングと月1回のトリミングを行いましょう。トイ・プードルのカットスタイルは豊富なので、季節や用途、わんこのイメージに合わせて楽しんで。
▼カットスタイル例
ティディベアカット/コンチネンタルクリップ/アフロカット/モヒカンカット/ピーナッツカット(ムスタッシュ)
②訓練しやすいが、要求吠えに注意
頭が良く訓練しやすい犬種ですが、甘やかしすぎるとわがままに育ちます。
吠えた時におやつをあげてしまうと要求吠えの原因になることも。ダメなことはダメとしっかり分別をつけて接しましょう。
③いたずら防止に運動を取り入れて
水猟犬がルーツのため、活発な運動を好みます。小柄ながら好奇心旺盛で体力のある犬種。
散歩は60分ほどを1日2回以上行くのが理想です。おもちゃを投げて取りに行かせる「持ってこい」遊びを取り入れて、本能を満たしてあげるのもおすすめです。
気をつけたい病気
①膝蓋骨脱臼(パテラ)
後ろ足の膝にあるお皿の部分が外れた状態になり、痛みを伴います。トイ・プードルに限らず、小型犬全般がなりやすい関節の病気。
ひどくなると足を浮かせるように歩いたり、引きずって歩くなどの症状が見られます。
また、一度脱臼するとクセになるので、足にかかる負担を減らす工夫が必要です。
・ジャンプを無理にさせない
・適度な運動で筋肉をつける
②外耳炎
外耳炎は、トイ・プードルのような垂れ耳の犬種がなりやすい病気の1つ。耳の中は毛が沢山は生えており、耳垢がたまりやすい上に蒸れやすいので外耳炎を発症してしまいます。
炎症が起こると臭いやベトベトとした耳垢が溜まるだけでなく、かゆみや痛みを伴います。
日ごろからこまめに耳のケアをしましょう。
③目の病気
トイ・プードルは目の病気になりやすいわんこです。
特に目の周りの毛が変色する涙やけを起こしやすく、涙が多く出ている場合は、目の病気のサインかもしれません。また、白内障や緑内障は失明することもある病気です。
異変があれば早めに獣医に相談を。
飼い主さんに聞いた!トイ・プードルあるある
①トリミング代は自分の美容院よりもかかる・・・?!
トイ・プードルのトリミング頻度は月1回が目安。小型ですが、毛量が多いので他の犬種と比べるとお高めになります・・!
実は飼い主さんの美容室代よりもお高いかも・・?!
②「帰ってきた人」の判定がゆるすぎる
ドアを開けたその瞬間、ものすごい勢いで出迎えてくれるトイ・プードル。そのリアクションはまるで生き別れた人との再開のよう‥?!
お風呂やトイレの「ちょっと間」の別れも名残惜しい。誰彼かまわず扉を開けるとすっ飛んでくる姿にとても癒されます。
③実はとってもスリムさん!
くるくるで毛量が多いだけではなく、ふわっふわのカーリーヘアが魅力的のトイ・プードル。
シャンプーするとみるみるスリムに。「あれ、うちの子、こんなに細かったっけ・・?!」
しっかりふれあいながら、日々の体型チェックも行ってくださいね♫
原種のスタンダード・プードルを品質改良して愛玩用となったのがトイ・プードル。
一般的にはフランス原産とされていますが、その起源は明らかになっておらず、ロシアからヨーロッパを横断してきたといわれています。
16世紀頃に小型化され、フランスの上流階級で人気に!日本には1949年以降、ティディベアカットが広まったことがきっかけで、一躍人気の犬種となりました。現在も人気No.1の犬種として多くの人に愛されています。